法律用語に特化した有斐閣の「国語辞典」

「有斐閣法律用語辞典（第5版）」は、約8年ぶりの改訂となった「有斐閣法律用語辞典〔第5版〕」を収録した法律用語辞典です。

主に法令で使われている言葉を広く採り上げ、端的に解説しています。今回の改訂では約300項目を削り、約600項目を追加したことで、収録項目数は約1万4,000項目となっています。追加項目は、例えば「暗号資産」「金融サービス仲介業」「存立危機事態」「特定秘密」「特別寄与料」などです。法改正によって使われなくなった語も、読者の便宜上、すぐには収録から外さないようにしています。

「及び」「並びに」、「その他」「その他の」の使い分け方、「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」の違い、 「してはならない」「することができない」の使われ方など、法令特有の用語の解説も「国語辞典」のように充実しています。仕事で法令に触れる機会のある方にとっても頼りになる一冊です。