2つの英英辞典

こんにちは、物書堂の廣瀬です。

本日、2つの英英辞典が発売になりました。ちょうど2年ほど前にも「2つのコウビルド」と題したエントリーを書きましたが、今回もHarperCollins Publishers社の英英辞典アプリが2タイトルあります。

今回発売したのは、“Collins English Dictionary 11th edition(コリンズ英語辞典)”と“コウビルド英英辞典”です。

“コウビルド英英辞典”については、“コウビルド英英辞典(米語版)”を2年前から販売していますが、今回は英国英語(British English)版です。コウビルドらしい「フルセンテンスによる語句の定義」はそのままで、見出や解説は英国英語に基づいているため、例えば“color”を引くと“colour”の項目に飛ばされます。語彙に大きな差はありませんが、発音音声は米語版の2倍以上に増えています。

“Collins English Dictionary 11th edition(コリンズ英語辞典)”はCollinsで最大の本格的な英語辞典で、こちらも英国英語が基準になっています。一般にイメージされる学習向け英英辞典とは異なり、こちらは英国の大辞林のような辞典です。ハードカバー版は書籍の大辞林より一回り大きく厚さはほぼ同じ。重さは3.3kgと大辞林よりかなり重く、持ち歩くどころか机の上で使うだけでも大変です。

見出語数は約163,000。学習者向けのコウビルドは約40,000ですので4倍以上の語数を収録していることになります。語数がケタ違いに多いので、専門的な言葉でも“ Collins English Dictionary”で見つけることができると思います。

豊富な語彙だけでなく、アプリ版には類語辞典“Collins Thesaurus of the English Language Complete & Unabridged 3rd edition”の内容を取り込んでいます。基本的な約17,000語には、解説の最後に類語・反意語が豊富に掲載されているので、表現の幅を広げることができると思います。

もう一つ特徴的なのが語源情報です。例えば“shade”の語源情報には“Word Origin: Old English sceadu; related to Gothic skadus, Old High German skato, Old Irish scāth shadow, Greek skotos darkness, Swedish skäddä fog”と載っています。ヨーロッパの様々な言語の影響を受けながら現在の形になったことがわかると思います。

どちらのアプリも、ほかの物書堂の辞書アプリと相互に連携することができます。ウィズダムで見つからなかった時には Collins English Dictionary にジャンプしたり、英語の解説が難しかったらウィズダムの英和を参照してみたり、簡単に行き来できるようになっています。

“Collins English Dictionary 11th edition”と“コウビルド英英辞典”が皆さまが英国の作品や資料を読む際のお役に立てれば幸いです。2014年6月18日(水)まで発売記念セールを実施しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Collins English Dictionary 11th edition(コリンズ英語辞典)
コウビルド英英辞典